米MSと生成AIで連携 EV「アフィーラ」に搭載―ソニー・ホンダ
【ラスベガス時事】ソニーグループとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティは8日、米マイクロソフト(MS)と生成AI(人工知能)を使った対話型システムの開発で提携すると発表した。ソニー・ホンダが開発中の電気自動車(EV)「アフィーラ」に搭載。より便利で、それぞれの顧客に見合ったサービスの提供を目指す。
米ネバダ州ラスベガスで9日から12日まで開かれる世界最大級の家電・IT見本市「CES」に先立つ記者会見で発表した。ソニー・ホンダの川西泉社長は「アフィーラが知能を獲得し、人々との交流を通じて進化していくのを楽しみにしてほしい」と述べた。ホンダの三部敏宏社長は「ホンダとソニーの化学反応で新たな乗車体験を創造したい」と意気込みを語った。
アフィーラは、ダッシュボードを横断するように配置されたディスプレーや立体的な音響が特徴。自動運転中でも車内で映画やゲームを楽しめる。2025年に受注を始め、納車は北米で26年春、日本で同年中を予定している。
対話型システムの開発では、MSと提携関係にある米オープンAIの技術を活用する。先進運転支援システム(ADAS)や車内での娯楽体験を充実させることにもAIを用いる。MSの幹部は会見で「生成AIの導入で、車内体験を変革させる無限の可能性が広がる」と話した。(2024/01/09-19:00)
Sony-Honda Joint Firm to Tie Up with Microsoft on AI for EV
Japan's Sony Honda Mobility Inc. said Monday it will tie up with U.S. technology giant Microsoft Corp. in developing interactive artificial intelligence to be loaded into its Afeela electric vehicle now under development.
The joint company between Sony Group Corp. and Honda Motor Co. plans to utilize Microsoft's technology in the Afeela's voice command control and also in enhancing the new EV's automated driving safety. The tie-up plan was announced at a press conference ahead of the CES trade show starting in Las Vegas in the U.S. state of Nevada on Tuesday.
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