営業職、2年連続で7%賃上げ 対象5万人「継続必要」―日本生命社長
日本生命保険の清水博社長は18日までにインタビューに応じ、約5万人いる営業職員を対象に、2024年度に7%程度の賃上げを検討していることを明らかにした。同社は23年度も営業職員の賃金を7%程度引き上げており、実施されれば2年連続となる。清水氏は職員の働きがい向上や定着を図るためにも「継続的な賃上げは必要だ」と強調した。
清水氏はまた、約2万人いる内勤職員についても賃上げを検討していると説明。賃上げ率については「足元の物価上昇率や経団連ベースの平均賃上げ率などを参考に決めたい」と述べた。
先月発表した、介護最大手ニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングス(HD)の買収に関し、「大いなる挑戦だ」と指摘。約2100億円を投じる買収の狙いについては、両社が持つ顧客基盤を活用し、介護事業だけでなく生保事業の拡大にもつなげると説明した。
日生は富裕層向けの高齢者施設を国内2カ所で運営しており、小規模ながら介護事業に約30年以上取り組んできた。清水氏によると、今春になって長年提携関係にあったニチイHD側から買収を打診された。介護事業も行うことで「(収益面などで)シナジー(相乗効果)を生み出したい」との判断から買収に踏み切ったという。(2023/12/19-07:06)
Nippon Life Eyes 7 Pct Salary Hike for 2nd Year in Row
Nippon Life Insurance Co. is considering raising the salaries of its some 50,000 sales employees by about 7 pct for the second straight year in fiscal 2024, the company's president, Hiroshi Shimizu, has said in a recent interview.
Shimizu stressed that continued salary increases are necessary to boost employee motivation and retention. He also said that the company is considering raising salaries for its 20,000 office workers.
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