デンソー製搭載車で死亡事故 燃料ポンプ不具合、リコール対象
自動車部品大手デンソー製の燃料ポンプでリコール(回収・無償修理)が相次いでいる問題で、ポンプを搭載したホンダの軽自動車がエンスト後に停車中、後続車の追突で1人が死亡する事故が鳥取市で発生していたことが13日、ホンダなどへの取材で分かった。デンソー製ポンプの不具合に関連した死亡事故が明らかになるのは初めて。
デンソー製ポンプを巡っては、ポンプ内部の部品が動かなくなり、走行中にエンストする恐れがあるとして、2020年3月以降、ホンダやトヨタ自動車など8社が計19回のリコールを国土交通省に届け出ている。対象台数は計約382万7000台に上る。
ホンダや鳥取県警などによると、事故は7月30日、鳥取自動車道のトンネル内で発生。50代男性がデンソー製ポンプを搭載した軽乗用車を運転中にエンストし、道路脇に停車したところ、後続車に追突され、後部座席の80代男性が死亡した。
軽乗用車を解析した結果、エンジンが停止したのはポンプの不具合が原因で、このポンプは修理の際に交換したものだったという。
ホンダは10月、軽乗用車に搭載されていたポンプなど計3431個のリコールを届け出ていたが、搭載された車両が特定できないとしていた。
デンソーの話 事故で亡くなられた被害者の方およびご遺族に深い哀悼の意を表します。(2023/12/13-19:15)
Fatal Accident in Japan Involved Car Using Denso Fuel Pump
A car equipped with a fuel pump made by Denso Corp. was involved in an accident that left one person dead in the western Japan city of Tottori, sources said Wednesday.
In the July 30 accident, the passenger minivehicle stalled and was rear-ended in an expressway tunnel, according to the sources at Honda Motor Co., which made the vehicle, and local police.
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