東芝とローム、パワー半導体で協業 生産分担、国が1200億円補助
東芝とロームが、電気自動車(EV)などに使われるパワー半導体の共同生産を計画していることが7日、分かった。両社の工場で生産を分担する方針だ。両社が投じる総事業費は約3800億円で、経済産業省は国内での半導体の安定供給を推進するため、約1200億円を補助する。
パワー半導体はEVや産業機器、家電などさまざまな電子機器の電力制御に使われる部品で、消費電力の削減に役立つことから世界的に需要が拡大している。
東芝は現在、石川県能美市の工場にパワー半導体を生産する新棟を建設している。ロームも宮崎県国富町に炭化ケイ素(SiC)を使った次世代パワー半導体の工場を新設する計画。両社は国の支援を得た上で、生産分担により供給量の拡大や効率化を進めたい考えだ。(2023/12/07-21:13)
Toshiba, Rohm to Team Up over Power Semiconductor Production
Japanese chipmakers Toshiba Corp. and Rohm Co. are planning to jointly manufacture power semiconductors for electric vehicles and many other products, it was learned Thursday.
The total project cost is expected to reach around 380 billion yen, of which some 120 billion yen will be covered with subsidies from the industry ministry to help secure a stable semiconductor supply network in Japan.
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