東芝、来月20日上場廃止 総会で承認、74年の歴史に幕
東芝は22日、東京都内で臨時株主総会を開き、非上場化に必要な株式併合などの議案の承認を得た。これにより、同社は12月20日に上場廃止となり、1949年以来、74年に及ぶ上場の歴史に幕を閉じる。
総会で、株主に今後の経営方針を問われた島田太郎社長は「安定した株主体制を持つことで、イノベーティブ(革新的)な技術を世界に再び輝かせたい。できると信じている」と語った。株主からは上場廃止について「残念でならない」として、再上場に期待する声も上がった。
今後の経営に当たって「技術者を大切にしてほしい」などの意見に対し、島田氏は「実現できるように頑張っていきたい」と強調。「長らく(株を)持ってくれた株主の信頼に応えられるように、大きな改革をしていきたい」と力を込めた。
総会は株主123人が出席し、9人が質問。1時間弱で終了した。(2023/11/22-16:22)
Toshiba Shareholders OK Stock Delisting
Toshiba Corp. shareholders at an extraordinary general meeting on Wednesday approved steps necessary for the company's stock delisting.
With the approval, Toshiba will go private on Dec. 20, bringing an end to its 74-year history as a publicly traded firm.
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