東芝、9月中間赤字521億円 上場廃止前、最後の決算発表
東芝が14日発表した2023年9月中間連結決算(米国会計基準)は、純損益が521億円の赤字(前年同期は1006億円の黒字)に転落した。中間赤字は4年ぶり。東芝は15年の不正会計問題発覚から混乱が続いた経営の立て直しを国内投資ファンドの傘下で進める。東芝株式は12月20日に上場廃止となる見込みで、今回が廃止前で最後の決算発表だった。
赤字に転落したのは、約4割の株式を持つ半導体大手キオクシアホールディングスの業績悪化で761億円の持ち分法投資損失を計上したため。(2023/11/14-18:09)
Toshiba Logs April-Sept. Net Loss before Stock Delisting
Toshiba Corp. on Tuesday reported its first April-September net loss in four years, ahead of its stock delisting expected on Dec. 20.
For the first half of fiscal 2023, the Japanese electronics and machinery maker logged a group net loss of 52.1 billion yen, against the year-before profit of 100.6 billion yen.
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