不正アクセス、文書2万件超に NECへのサイバー攻撃
NECは31日、防衛事業部門で利用している社内サーバーの一部で、2017年6月までに外部からの不正アクセスがあったと正式に発表した。防衛省への提案資料など2万7445件のファイルに不正アクセスが判明したが、「情報流出の被害は確認されていない」と説明している。
防衛関連の機密情報は、このサーバーでは管理していないという。
NECによると、16年12月以降のサイバー攻撃による初期侵入の検知に失敗し、17年6月になって社内パソコンからの不正通信を確認した。外部の不正通信先との暗号を解読した結果、18年7月に保存ファイルへの不正アクセスが判明した。
NECは「関係者の皆さまに深くおわびする。対策を強化し、再発防止に取り組む」としている。
河野太郎防衛相は31日の閣議後記者会見で「防衛省が指定した秘密の流出はないと報告を受けている」と述べた。(2020/01/31-12:07)
NEC Suffers Unauthorized Access to 27,445 Files
NEC Corp. said Friday it has suffered unauthorized access to 27,445 files, including documents used for business presentation to the Japanese Defense Ministry.
Hackers had accessed an internal server related to the Japanese technology firm's defense-related business in a period through June 2017, the company said, adding that no data breach has been confirmed.
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