丸の内周辺開発に７０００億円 三菱地所が１０年計画
東京・常盤橋地区の再開発イメージ（三菱地所提供）
三菱地所は２４日、２０３０年までの約１０年間で６０００億～７０００億円を投じ、東京・丸の内周辺を再開発すると発表した。東京駅北側の常盤橋地区で建設を進めている高さ日本一（約３９０メートル）となる超高層ビルに加え、有楽町地区でも建て替えや改修を進める。人や企業の交流を活発にすることで、新しい技術やサービスを生み出す都市づくりを目指す。
再開発では、ベンチャー企業と大手企業が連携し、丸の内を舞台に実証実験を実施。都市や地域の課題解決に役立つ技術やサービスの実用化につなげる。デジタル化への対応も進め、オフィスや商業施設に集まる膨大なデータを活用し、快適で安全な空間や効率的な移動手段を整備する。
東京・常盤橋地区の再開発イメージ（三菱地所提供）
有楽町と常盤橋の両地区が重点エリアで、東京宝塚劇場などがある有楽町では文化や芸術、会議・展示場を中心とする街づくりに取り組む。常盤橋では超高層ビルを核に日中だけではなく、夜景を含めた娯楽の場としての魅力も高める。（2020/01/24-19:34）
Mitsubishi Estate to Redevelop Central Tokyo Areas
Mitsubishi Estate Co. said Friday it will spend 600 billion to 700 billion yen by 2030 to redevelop areas near Tokyo Station.
The project focuses on the Tokiwabashi district, north of the rail station, where a skyscraper is currently under construction, and the nearby Yurakucho district.
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