フィリピンに三越 日本の百貨店初
【マニラ時事】三越伊勢丹ホールディングス(HD)はこのほど、フィリピンのマニラ首都圏タギグ市に商業施設「Mitsukoshi BGC」をオープンさせた。同社によると、日本の百貨店がフィリピンに出店するのは初めて。
住宅棟との複合施設で、地下1階、地上3階。入り口では三越を象徴するライオン像が海外では初めて客を出迎える。抹茶を扱うカフェやたこ焼き、日本そば、カレーライスの店がテナントとして入っている。
東南アジアではこれまで、シンガポールとマレーシアで伊勢丹の店舗を展開していたが、三越は今回が初めて。三越伊勢丹HDの犬石星生・海外不動産部長はフィリピンへの三越出店について「市場の潜在力や若者の購買人口を考慮した」と語った。(2022/12/03-15:06)
Mitsukoshi Department Store Expands into Philippines
Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd. has recently opened a commercial facility in the city of Taguig in the Manila metropolitan area, becoming the first Japanese department store operator to open a store in the Philippines.
The facility, Mitsukoshi BGC, has a basement floor and three stories above the ground. It is part of a large-scale development project that includes four condominium towers of up to 54 stories.
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