ソニー、におい生成装置を開発 嗅覚測定、エンタメに応用も
ソニーは5日、においのもとを制御する新技術で、においを手軽に生成できる装置を開発したと発表した。医療機関や研究機関などで嗅覚測定に利用されることを想定しており、当初は研究用として来年春に発売する。認知症などの疾患では前触れ症状として嗅覚の機能低下が報告されており、病気の早期発見につなげる狙いだ。
装置は、40種類のにおいのもととなる成分を含むカートリッジを即時に切り替えてにおいを生成する。専用アプリを搭載したタブレット端末で操作し、嗅覚測定の結果もアプリに表示できる。市場推定価格は230万円前後。
将来的にはエンターテインメント分野への応用も視野に入れる。新規ビジネス・技術開発本部の櫨本修副本部長は記者会見で「視覚と聴覚に嗅覚が加わることでクリエーターとユーザーをつなぐ新たな価値を提供できる」と語った。(2022/10/05-20:32)
Sony Develops Device to Create Smells
Sony Group Corp. said Wednesday that it has developed a device that easily creates scents using a new technology controlling the smell source.
The Japanese company developed the device for use as an olfactometer at hospitals and research institutions, initially planning to sell it for research purposes next spring.
最新ニュース
-
円相場、157円73~74銭=7日午前9時現在
-
新型弾道ミサイル試射成功と発表=「音速の12倍で飛行」―北朝鮮
-
大坂、ラッパーと破局=女子テニス
-
二階堂、悔しさ残る=W杯ジャンプ男子
-
逆転制覇、一気にブレーク=22歳のチョフェニヒ―W杯ジャンプ男子
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕