ロシアを非難、追加制裁検討 ウクライナ大統領と電話会談―岸田首相
岸田文雄首相は30日夜、ウクライナのゼレンスキー大統領と約30分間電話会談した。ロシアによるウクライナ東・南部4州の併合に向けた動きについて「ウクライナの主権と領土の一体性を侵害するものであり、国際法違反だ。決して認めてはならず強く非難する」と伝えた。
会談後、首相は首相公邸で記者団に「先進7カ国(G7)と連携し、さらなる(対ロ)制裁を検討していきたい」と語った。
大統領に対し、首相は「ロシアによる侵略を一刻も早くやめさせるため、G7などで結束して取り組む」と強調。対ロ制裁とウクライナ支援を継続する方針を伝達し、「来年のG7議長国として、国際社会の議論をリードしていく」と表明した。大統領は日本の姿勢や支援に謝意を示した。
首相は、在キーウ(キエフ)日本大使館の再開に向けた検討状況についても説明した。記者団には「再開は両国間の緊密な意思疎通にとって重要だ」と語った。(2022/09/30-20:40)
Kishida Says Japan Considering Additional Sanctions on Russia
Japanese Prime Minister Fumio Kishida said Friday that the country is considering additional sanctions on Russia over its move to annex four regions in Ukraine.
"We'll consider additional sanctions in coordination with our Group of Seven partners," Kishida told reporters after talking to Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy over the phone.
Kishida told Zelenskyy that Russia's move to annex the Ukrainian regions infringes on Ukraine's sovereignty and territorial integrity and violates international law.
The move should never be accepted and the Japanese government strongly denounces it, the prime minister said.
Kishida told Zelenskyy that the G-7 countries will work together to stop Russia's invasion as soon as possible and that Japan will continue support to Ukraine and sanctions on Russia.
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