熱帯びる値引き合戦 牛肉など、日米協定発効で
1日付で日米貿易協定が発効し、大手スーパーでは関税が引き下げられた牛肉やワインなどの値下げセールが始まった。買い求めやすい価格になり、消費者には朗報だ。スーパー各社は消費税増税で落ち込んだ売り上げを盛り返そうと、客への還元をアピール。商戦は熱を帯びている。
イトーヨーカ堂は、8日から全国の約130店舗で6日間限定の還元セールを始めた。「アンガスビーフ肩ロースステーキ用」は100グラム当たり192円で昨年末に比べ1割超値下げ。オレンジなどを含めた8商品を1~2割引き下げた。イオンリテールも、9日から米国産牛肉の一部商品で1割値下げするほか、キウイフルーツなどの特売も予定している。輸入品を多く並べる成城石井も、10日から米国産ワインやナッツ類のセールを開催する。買い物客からは「安くなるので大きいステーキが食べられる」と歓迎する声が上がった。(2020/01/08-17:16)
Japan Retailers Vying for Customers with Cheaper U.S. Foods
Following the entry into force of the Japan-U.S. trade agreement on Jan. 1, major Japanese supermarkets are vying for customers by cutting prices of U.S. products for which Japanese tariffs were lowered under the bilateral pact.
Ito-Yokado Co. launched a six-day sale at some 130 outlets on Wednesday, lowering the prices of a U.S. beef product by over 10 pct from the levels late last year and the prices of eight other products, including oranges, by 10-20 pct.
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