「利害関係者の納得必要」 非上場化含む経営戦略―東芝社長
東芝の島田太郎社長は12日、インタビューに応じ、非上場化を含む投資家からの戦略的提案の検討について、議論の公平性を重視する考えを示した。島田氏は「すべてのステークホルダー(利害関係者)にとっての納得感が必要になる」と強調した。現在は提案の2次審査中で、できるだけ早期に最終決定を目指す。
東芝はグループ分割案が3月の臨時株主総会で否決され、投資家の株式買い取りによる非上場化を含めた経営再建策を募集する方針に転換した。国内外の投資ファンドから提案10件を受け取り、4件が1次審査を通過。提案には上場維持案も残っているが、島田氏は「上場しているかどうかは重大な問題とは考えていない」と述べた。
東芝は原子力や防衛など安全保障に関わる事業を手掛けており、外資が株式を買い取る場合は外為法の規制を受ける。島田氏は「基本的には買い手が解決しなければならない問題だ。われわれにできることはない」と語り、規制への対応は投資家に委ねる姿勢を示した。(2022/09/13-07:18)
Toshiba Turnaround Plan Needs Stakeholder Understanding: CEO
Any turnaround plan that Toshiba Corp. may adopt will require understanding from all stakeholders, President and CEO Taro Shimada said in an interview Monday.
"There is a need to satisfy all stakeholders," Shimada said.
最新ニュース
-
イスラエル軍、ガザ南部侵攻の準備完了か=避難民用テント4万張り調達
-
横浜M、悲願へあと一つ=1人退場を耐える―ACLサッカー
-
詐欺組織内トラブルか、邦人殺害=警察、2人に逮捕状―タイ
-
マドリードテニス・談話
-
阪神、終盤の逆転で7連勝=プロ野球
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手