百貨店4社、全社減収 消費増税反動と暖冬で―12月
大手百貨店4社が6日発表した2019年12月の既存店売上高(速報値)は、全社が前年同月を下回った。各社ともマイナスは3カ月連続で、10月の消費税増税前の駆け込み需要の反動減の影響が残る中、気温の高い日が続いて主力の冬物衣料が振るわなかった。
大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングと、三越伊勢丹ホールディングス(HD)がいずれも5.9%減。高島屋は5.0%減、そごう西武が4.5%減だった。増税前の売り上げが大きかった高額品は苦戦したものの、食品を中心に客足が戻り、マイナス幅は縮小傾向にある。
年末商戦は「お歳暮をはじめ食品ギフトが伸びた」(三越伊勢丹HD)、「化粧品が好調だった」(J・フロント)などと底堅かった一方、暖冬に伴いコートなど高額衣料品の落ち込みをカバーできなかった。
年始の初売りについては、前年並みを維持したそごう西武を除く3社が前年を下回ったといい、厳しい状況が続きそうだ。(2020/01/06-19:13)
All 4 Major Japan Dept. Store Firms Post Sales Drops in Dec.
All four major Japanese department store operators posted year-on-year declines in same-store sales in December, according to data released by the companies on Monday.
All of them logged a decrease for the third consecutive month. Demand continued to fall back after surging before the consumption tax hike to 10 pct from 8 pct in October. The decline also reflected sluggish sales of winter clothing as temperatures were relatively high.
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