ロシア新会社とLNG再契約へ 国内電力・ガス会社―サハリン2
ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」をめぐり、日本の電力会社やガス会社の一部が、事業を引き継ぐロシア側の新会社と供給契約を結び直す方向で検討していることが19日、分かった。液化天然ガス(LNG)の購入価格や調達量について、新会社はこれまでと同様の条件を示しているという。代替調達先の確保が難しい中、新会社から供給を受けたい考えだ。
新会社は5日付で設立され、サハリン2からLNGの供給を受ける日本の電力会社やガス会社には8月上旬、新たな契約の締結を求める通知が届いたという。政府関係者は「契約条件は従来の内容を踏襲している。締結が困難な状況にはない」としている。(2022/08/19-17:13)
Japan Firms Mull Fresh Contracts to Keep Supply from Sakhalin-2
Some Japanese power and gas utilities are considering signing fresh liquefied natural gas supply contracts with a new Russian company that will take over the Sakhalin-2 oil and gas development project in the Russian Far East, people familiar with the matter said Friday.
The utilities want to keep buying LNG from the project due to difficulties in finding alternative supply sources, the people said.
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