高市氏ら2閣僚が靖国参拝 岸田首相見送り、玉串料納める―終戦記念日
高市早苗経済安全保障担当相と秋葉賢也復興相は15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。閣僚による終戦記念日の靖国参拝は3年連続。一方、岸田文雄首相は参拝を見送り、同日、代理人を通じて自民党総裁として私費で玉串料を納めた。首相周辺が明らかにした。
高市氏は記者団に「国策に殉じられた方々に感謝の誠をささげた」と語った。「国務大臣高市早苗」と記帳し、玉串料を私費で納めたという。秋葉氏は「私の祖父も先の大戦で戦死した。2度と再びこのような悲惨な戦争を繰り返してはならない誓いを新たにした」と述べた。
岸田内閣の閣僚では西村康稔経済産業相も13日に靖国を参拝している。同内閣では、昨年の秋季例大祭や今年の春季例大祭の期間中、首相と全閣僚が参拝を見送っていた。
自民党では萩生田光一政調会長が15日、靖国を参拝。この後、記者団に「先の大戦で尊い犠牲となられた先人のみ霊に謹んで哀悼の誠をささげてきた」と述べた。
超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、集団参拝を見送ると発表した。(2022/08/15-11:52)
LDP Policy Chief Hagiuda Visits Yasukuni Shrine
Koichi Hagiuda, chair of the Policy Research Council of Japan's ruling Liberal Democratic Party, visited Yasukuni Shrine in Tokyo on Monday, the 77th anniversary of Japan's surrender in World War II.
"I offered my sincere condolences to the souls of those who made the ultimate sacrifice during the war," Hagiuda told reporters after his visit to the controversial shrine.
"I also renewed my pledge to maintain a lasting peace," he added.
Hagiuda said that he made a "tamagushi" ritual offering paid out of his own pocket and signed the visitors' book as head of the LDP policy council and a lawmaker of the House of Representatives, the lower chamber of Japan's parliament.
China, South Korea and some other neighboring countries consider Yasukuni Shrine as a symbol of Japan's past militarism, as it enshrines war criminals along with the war dead.
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