ビール大手、全社増収 海外好調、2社が増益
ビール大手4社の2022年6月中間連結決算(国際会計基準)が10日、出そろった。海外事業の好調を背景に、売上高に当たる売上収益は全社で増収となった。純損益は、サントリーホールディングス(HD)とキリンHDが増益を達成した一方、アサヒグループHDは減益、サッポロHDは6月中間決算としては2年ぶりに赤字に転落した。
海外市場ではコロナ禍からの経済活動の正常化が進み、消費が回復。サントリーの売上収益はコロナ禍前(19年6月中間)を上回った。キリンは北米飲料事業の収益が伸び、アサヒは欧州での高価格帯ビール販売が好調だった。円安進行も海外収益を押し上げる要因となった。サッポロは外食などが苦戦した。(2022/08/10-20:29)
All 4 Major Japan Beer Makers Log Higher Revenue in Jan.-June
All four major beer makers in Japan posted year-on-year growth in consolidated revenue in January-June, on the back of robust operations in overseas markets, according to their earnings reports released by Wednesday.
Suntory Holdings Ltd. saw its revenue increase 15.2 pct to 1,373 billion yen, while Asahi Group Holdings Ltd.'s revenue rose 11.4 pct to 1,151.3 billion yen.
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