スマホ送金新サービス、１０月開始 １０万円以下、大手銀など手数料無料
大手銀行５行が出資して決済システムを運営する「ことら」（東京）は８日、スマートフォンを使って１０万円以下を送金する新たなサービスを１０月１１日に始めると発表した。大手銀や地方銀行などに口座を持つ個人間で、従来の銀行間振り込みよりも手軽に送金ができ、手数料は大幅に下がる。三菱ＵＦＪ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の３メガバンクなどは手数料を無料にする。
新サービス名は「ことら送金」で、「小口トランスファー」の略称。ことらに参加する金融機関（８日現在で約４０行）間でやりとりが可能となる。対象となるアプリに口座番号と携帯電話番号をひも付けすれば、相手の携帯電話番号を入力して金額を指定すると送金ができる。友人との飲食代金の割り勘や、別口座への資金振り替えなどの利用が想定されている。（2022/08/08-18:55）
New Mobile Money Transfer Service to Begin in Japan in Oct.
Cotra Ltd., a payment service company set up by five major Japanese banks, said Monday that it will start a new service on Oct. 11 to allow users to transfer 100,000 yen or less at low costs via smartphones.
Money transfers will be available to customers of banks that take part in the service, which totaled some 40 as of Monday.
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