大手銀5社、純利益3割減 三菱UFJ、子会社で評価損―4~6月期
大手銀行グループ5社の2022年4~6月期連結決算が2日、出そろった。純利益の合計は前年同期比32.3%減の6238億円となった。三菱UFJフィナンシャル・グループは、米国子会社売却を受けた保有債券の評価損に伴って70.3%減少。3社が前年同期水準を下回った。
同日発表した三菱UFJは、売却を決めた傘下の米MUFGユニオンバンクに関し、同社が保有する債券などの評価損を計上。米国の金利上昇が影響し、利益水準を約2500億円押し下げた。みずほフィナンシャルグループは、一部取引先の引当金を積み増したことで与信関係費用が増加。純利益は36.4%減だった。りそなホールディングスも0.9%マイナスとなった。
米国の金利上昇をめぐっては、6月末時点での外債の評価損が三菱UFJ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほの3メガバンク合計で約2.5兆円に上り、3月末時点(約1.6兆円)から大きく膨らんだ。(2022/08/02-20:20)
Japan Major Bank Groups Log 32 Pct Net Profit Fall
The combined consolidated net profits at Japan's five major banking groups totaled 623.8 billion yen for April-June, down 32.3 pct from a year earlier, their latest earnings data have shown.
Of the five, Mitsubishi UFJ Financial Group Inc. saw its profit tumble 70.3 pct mainly due to valuation losses on bond holdings following its decision to sell U.S. subsidiary MUFG Union Bank.
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