マレリの再生計画認可 東京地裁、債権者可決で
経営再建中の自動車部品大手マレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は19日、債権者集会で再生計画が可決され、東京地裁が計画を認可したと発表した。計画は取引先金融機関による債権放棄と親会社の米投資ファンドKKRの新規出資が柱。債権金額ベースで9割超が同意した。今後、異議申し立てが出なければ、8月上旬に手続きが完了する。
帝国データバンクによると、負債額は1兆1856億2600万円で、製造業では過去最大。私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)が一部の反対で不成立となり、同地裁から民事再生法に基づく簡易再生開始の決定を受けていた。
マレリによると、可決された再建計画は、事業再生ADRの手続き時に示した計画と同じという。詳細は非公表だが、ADRの際には、取引先金融機関に債権放棄など計4500億円超の支援を要請していた。(2022/07/19-17:43)
Tokyo Court OKs Rehab Plan of Auto Parts Maker Marelli
Tokyo District Court on Tuesday approved a rehabilitation plan of struggling Japanese auto parts maker Marelli Holdings Co., the company said the same day.
Creditors of the company, formerly known as Calsonic Kansei Corp., gave their go-ahead to the plan earlier in the day.
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