ユニクロ、秋冬商品値上げ フリース1000円高く
カジュアル衣料大手ファーストリテイリング傘下のユニクロは7日、今年秋冬の主力商品を値上げすると明らかにした。原材料価格の高騰に対応する。定番のフリースは一部を除き、税込み価格が前年の1990円から2990円に大幅上昇する。ユニクロが1000円もの値上げに踏み切るのは異例。
同社は一部商品を値上げしていたが、今年の秋冬物で本格化させる。素材や機能・デザインの改良も行い、夏にかけて新たな価格での取り扱いを始める計画だ。
他の商品は、男性向けの「ウルトラライトダウンジャケット」を5990円から6990円に値上げ。女性向け「カシミヤクルーネックセーター」は8990円から9990円に引き上げる。
機能性肌着のヒートテックの一部も対象で「超極暖」は1990円から2990円に上がる。同じグループの「ジーユー」も一部商品で値上げする。
ファーストリテの柳井正会長兼社長は4月の記者会見で、経済情勢を見れば「安易な値上げはできない」としながらも、原材料価格が「50%アップになれば今の価格は不可能」と話していた。アパレル業界のリーダー企業の決断で、値上げが波及しそうだ。(2022/06/07-16:58)
Uniqlo to Raise Prices for Autumn, Winter Clothing Items
Uniqlo will raise prices for mainstay items for autumn and winter this year in response to soaring material costs, officials at the Japanese casual clothing store chain said Tuesday.
The Fast Retailing Co. unit will raise the price of many popular fleece products to 2,990 yen from 1,990 yen in the previous year. It is unusual for Uniqlo to raise product prices by as much as 1,000 yen.
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