川重子会社、検査不正 トップも把握、解任
川崎重工業は7日、子会社の川重冷熱工業(滋賀県草津市)で製造、販売した空調システム用吸収式冷凍機で、虚偽のデータを記載した検査成績書を作成するなどの不正を行っていたと発表した。記者会見した川重の渡辺達也専務執行役員によると、不正は川重冷熱の篠原進社長も把握。川重は7日付で篠原氏を解任、後任に森宏之氏が就く人事を発表した。
不正は1984年から今年3月まで、計1950件に上る。出荷前の試運転を冷房能力90%程度で行ったにもかかわらず、100%で試運転したデータを作成し、検査成績書に記載する手口で行われた。顧客が立ち会う検査でも、計測器を調整して100%で運転しているように装っていた。(2022/06/07-19:18)
Inspection Fraud since 1984 Found at Kawasaki Heavy Unit
Kawasaki Heavy Industries Ltd. said Tuesday that it has found 1,950 cases of fraudulent inspection of absorption chillers produced and sold by a subsidiary for air conditioning systems.
The misconduct at Kawasaki Thermal Engineering Co., based in Kusatsu, Shiga Prefecture, western Japan, started in 1984 and continued until this year, according to the parent company.
最新ニュース
-
カーター元大統領に最後の別れ=「世界中で模範に」―米首都で国葬
-
マスク氏、英首相交代画策か=右派支援、SNSで「介入」―報道
-
NY円、157円台後半
-
レバノン大統領に軍司令官=ヒズボラの影響力低下
-
川除が優勝=障害者スキー
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕