日医工、私的整理を検討 後発薬大手、業績悪化で
後発医薬品(ジェネリック)大手の日医工が、私的整理の一種である、事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)の活用を検討していることが12日、分かった。同社は国の承認していない方法で医薬品を製造したとして昨年、富山県から業務停止命令を受け、業績が悪化。金融支援を受け、経営の立て直しを目指す。
近く公表する。日医工は同日、財務状況改善に向け取引金融機関と協議を行っているとした上で、「事業再生ADR利用も含め経営再建を検討していることは事実」とのコメントを発表した。(2022/05/12-10:41)
Nichi-Iko Pharmaceutical Mulls Out-of-Court Rehabilitation
Nichi-Iko Pharmaceutical Co. , a struggling major Japanese generics maker, is considering filing for an out-of-court debt negotiation procedure, informed sources said Thursday.
Nichi-Iko said in a statement the same day that the company is in talks with lenders on ways to improve its financial conditions. "It is true that we are considering resorting to an alternative dispute resolution or other business rehabilitation procedures," the company commented.
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