トヨタ、22年3月期は最高益 営業益2.9兆円、売上高も更新―販売回復、円安も追い風
トヨタ自動車が11日発表した2022年3月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前期比36.3%増の2兆9956億円となった。会計基準の変更で単純比較はできないが、16年3月期(2兆8539億円)を上回り過去最高。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ新車販売が回復し、為替相場の円安も追い風となった。
純利益は26.9%増の2兆8501億円、売上高に当たる営業収益は15.3%増の31兆3795億円となり、いずれもこれまでの最高を更新した。近健太副社長はオンライン説明会で「資材(価格高騰)やオミクロン(株の感染拡大)の問題があったが、体質を改善してきたことが一番の特徴だった」と振り返った。
為替相場が円安に振れたことで営業利益を6100億円押し上げた。さらに、北米などで新車販売が堅調に推移したほか、原価改善や諸経費低減の効果もあり、資材価格高騰によるマイナス影響をカバーした。ダイハツ工業、日野自動車を含むグループ全体の世界販売台数は4.7%増の1038万台で、2期ぶりに1000万台の大台を超えた。(2022/05/11-18:13)
Toyota Reports Record 2.9-T.-Yen Operating Profit for FY 2021
Japanese automobile giant Toyota Motor Corp. on Wednesday reported a group operating profit of 2,995,697 million yen for fiscal 2021, up 36.3 pct from the previous year.
While a simple comparison with past records is not possible due to a change in the company's accounting standards, the operating profit for the year through this March marked a record high, exceeding the previous record of 2,853.9 billion yen in fiscal 2015.
最新ニュース
-
T―岡田氏が球団アンバサダーに=プロ野球・オリックス
-
石破首相「心痛む」=LA山火事
-
青学大の佐々木ら表彰=学生野球協会
-
照ノ富士、復活なるか=55年ぶり横綱同時昇進に期待―大相撲初場所
-
滝大作さん死去=脚本家、演出家
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕