ＡＮＡＨＤ、赤字１４５０億円に拡大 コロナ禍で旅客減、燃油高―２２年３月期
ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）は２２日、２０２２年３月期連結純損益の赤字幅が１０００億円から１４５０億円に拡大する見通しだと発表した。赤字は２年連続となる。年明け以降に新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が適用され、国内線旅客が想定よりも大きく下振れした。ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃油価格高騰も響いた。
日本航空も１５日、２２年３月期連結業績予想（国際会計基準）を下方修正し、純損益の赤字幅は１４６０億円から１７７０億円に拡大。航空各社の厳しい経営状況が鮮明となっている。（2022/04/22-17:40）
ANA Holdings Bracing for Larger FY 2021 Net Loss
ANA Holdings Inc. said Friday that it now expects to report a consolidated net loss of 145 billion yen for fiscal 2021, which ended in March, larger than the earlier estimated loss of 100 billion yen.
The major Japanese airline group, including All Nippon Airways, is on course to post a net loss for the second straight year.
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