ホンダ、30年にEV200万台超 30車種投入、電動化関連に5兆円―次世代電池も独自開発
ホンダは12日、電気自動車(EV)の世界生産台数を2030年までに年間200万台以上に引き上げる目標を発表した。30車種を発売し、電動化やソフトウエア分野に約5兆円を投資。EVの性能を左右する電池の独自開発も強化する。脱炭素社会の実現に向け電動車の開発を加速し、10年以内にホンダ車の半数近くをEVとする計画だ。電動化を含めた研究開発費には約8兆円を投じる。
ホンダは30年に世界で販売する四輪車を年間500万台程度(21年実績448万台)と想定しており、4~5割がEVとなる。日本では24年前半に軽自動車の商用車で100万円台のEVを発売。その後、乗用車モデルでも、軽やスポーツ用多目的車(SUV)タイプのEVを投入していく。
電池に関しては、走行距離を伸ばせる次世代型「全固体電池」の開発に約430億円を投じる。量産化に向け、24年春に試作ラインを栃木県さくら市に建設。20年代後半からの搭載を目指す。(2022/04/12-17:25)
Honda Aims to Produce over 2 M. EVs Annually
Japan's Honda Motor Co. said Tuesday that it plans to release 30 electric vehicle models worldwide by 2030 with annual production volume of more than 2 million units.
Honda said that it will spend around 8 trillion yen on research and development over the course of the next decade, in order to boost vehicle electrification moves to achieve a decarbonized society.
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