孤独感「常に」4.5% 30代で最多、初の調査―政府、予防策検討へ
政府は8日、新型コロナウイルスの影響で深刻化する孤独・孤立問題に関する初の調査結果を公表した。孤独感が「しばしばある・常にある」と答えた人の割合は4.5%。男性は4.9%、女性は4.1%だった。年齢別では30代で最多だった。政府は昨年末、今後重点的に取り組む対策を盛り込んだ初の計画をまとめたが、今回の結果を受け、さらなる予防策を検討する考えだ。
調査は昨年12月~今年1月に、無作為抽出した全国の満16歳以上の2万人を対象に郵送やインターネットで実施。1万1867人(59.3%)から有効回答を得た。
「どの程度、孤独であると感じることがあるか」の質問では、全体の4.5%が「しばしば・常に」と回答。「時々ある」は14.5%、「たまにある」は17.4%だった。一方、38.9%が「ほとんどない」、23.7%が「決してない」と答えた。
年齢別では、「しばしば・常に」の割合が最も多かったのは30代で7.9%、次いで20代の7.7%。職業別では「仕事なし(失業中)」の12.5%、世帯年収別では「100万円未満」の7.3%がそれぞれ最多だった。(2022/04/08-17:03)
4.5 Pct in Japan "Always" or "Frequently" Feel Lonely: Govt Survey
A Japanese government survey showed Friday that 4.5 pct of respondents "always" or "frequently" feel lonely.
The proportion of such people stood at 4.9 pct among male respondents and 4.1 pct among female respondents.
This was the first government survey on the issue of loneliness and isolation, which is becoming serious due to the novel coronavirus pandemic. The survey was conducted on the internet or by mail between December and January, covering 20,000 people aged 16 or older. Of them, 11,867, or 59.3 pct, gave valid answers.
The proportion of respondents who "sometimes" and "occasionally" feel lonely came to 14.5 pct and 17.4 pct, respectively.
Meanwhile, 38.9 pct said they "rarely" feel lonely, and 23.7 pct said they "never" feel lonely.
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