東証新市場が始動 活性化へ60年ぶり再編―最上位に1839社、経過措置に課題
東京証券取引所が4日、株式市場を4区分から3区分に再編し、新たにグローバル企業向け「プライム市場」、中堅向け「スタンダード市場」、新興向け「グロース市場」が始動した。大規模な市場区分再編は1961年の東証2部開設以来約60年ぶり。各区分の特徴を明確化して東京株式市場の魅力を高め、国内外の投資マネー呼び込みを目指す。
新市場は従来の東証1、2部とマザーズ、ジャスダックの4市場を再編。最上位プライムには東証1部の約85%に当たる1839社が移行した。スタンダードへの上場企業は1466社、グロースは466社。
新市場での株式売買は午前9時に開始。これに先立つ式典で、親会社、日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者は「3771の上場会社による持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向けた取り組みが始まる」とあいさつ。今後、企業や投資家のために市場が機能しているかを丹念に検証し、再編の実効性を高めていくと強調した。(2022/04/04-17:54)
TSE Starts Trading under Realigned 3 New Markets
The Tokyo Stock Exchange started trading under restructured three new markets Monday, carrying out its first large-scale market overhaul in some 60 years in a bid to attract more investment funds.
The realignment created the Prime top-tier section for global companies, the Standard section for midsize companies and the Growth section for startups, shifting from the previous four markets--the first and second sections, Jasdaq and Mothers.
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