４月電気料金、７社上げ ウクライナ侵攻で高止まり懸念
電力大手１０社は２５日、今年４月分の電気料金を発表した。家庭向けでは３月分までに料金が制度の上限に達した北陸電力と関西電力、中国電力を除く７社が料金を引き上げる。火力発電所の燃料となる液化天然ガス（ＬＮＧ）や石炭の価格高騰が響き、新たに四国電力と沖縄電力も上限に到達。ロシアによるウクライナ侵攻で、料金の高止まりが懸念されている。
標準的な家庭１カ月当たりの料金で引き上げ幅が最も大きい中部電力ミライズは、前月に比べ１２７円高い８０７６円。次いで東京電力エナジーパートナーは１１５円引き上げ８３５９円、東北電力は９８円上げて８４３１円となる。高圧供給など法人・事業者向け料金は全社が引き上げる。（2022/02/25-18:44）
7 Major Japan Power Firms to Raise Household Rates in April
Seven of Japan's 10 major electricity suppliers said Friday they will raise their household rates in April amid soaring prices for liquefied natural gas and coal used at thermal power plants.
Among the seven firms, Chubu Electric Power Miraiz Co. will raise its standard household rate by 127 yen from March to 8,076 yen, the steepest increase.
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