液晶テレビ、事実上撤退へ 三菱電、24年に製造終了
三菱電機は1日、液晶テレビ事業を縮小すると発表した。家電量販店向けの出荷は9月に終了。地域家電店「三菱電機ストア」向けには2024年3月まで出荷するが、その後、製造は終了する方針で、事実上の撤退となる。
液晶テレビ事業は同社の京都製作所(京都府長岡京市)が設計や品質管理などを担い、海外の工場で製造している。三菱電は今後、同事業の経営資源を重点成長分野の空調冷熱システム事業や他の家電事業に振り向ける。
三菱電は04年に「REAL(リアル)」ブランドで液晶テレビの販売を開始。市場環境やニーズの急激な変化で製品競争力の維持が困難になったとして、縮小を決めた。(2021/11/01-17:11)
Mitsubishi Electric to Virtually Quit LCD TV Business
Japan's Mitsubishi Electric Corp. on Monday announced a decision to effectively terminate its liquid crystal display panel television business.
It has become difficult to keep the products competitive amid rapid changes in the market environment and consumer needs, the electronics maker said.
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