シャープ、米国でテレビ事業再参入 来春、６年ぶりに
シャープが２０２２年春に米国でテレビ事業に再び参入することが１８日、分かった。動画配信のオリジナルコンテンツを持つ米ロク社と提携し、同社製ソフトウエアを搭載した大型テレビを取り扱う。シャープは経営危機を受け、１６年以降は同国での一般消費者向けテレビ販売から撤退していた。
米国で販売するテレビは、親会社である台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業のメキシコ工場で生産する。来年春に５０～７５インチの大型液晶テレビを投入した後、夏ごろから年末にかけて商品ラインアップを拡充する。同社は「米国市場で高品質・高画質の『アクオスブランド』のイメージを取り戻し、地位を確立したい」（広報）としている。（2021/10/18-23:48）
Sharp to Re-Enter U.S. TV Market Next Spring
Sharp Corp. will re-enter the television market in the United States next spring, after pulling out of the U.S. market for TVs for general consumers in 2016 in the midst of the company's business crisis, according to informed sources.
Under a tie-up with Roku Inc., a U.S. company that has original online streaming content, Sharp will offer large TVs with software manufactured by Roku, the sources said Monday.
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