次世代ワクチン、来年実用化 新型コロナ、ベンチャー開発
創薬ベンチャーのVLPセラピューティクス・ジャパン(東京)は18日、開発を進めている次世代型の新型コロナウイルスワクチンについて、来年中の実用化を目指すと発表した。赤畑渉代表職務執行者が東京都内で記者会見し「メード・イン・ジャパンの新しい技術、ワクチンの形として出て行きたい」と意欲を示した。
VLPのワクチンは、ウイルスの遺伝情報を伝えるRNAが体内で自己増殖し、効率的に免疫を誘導する「レプリコンワクチン」。投与量が現在のmRNAワクチンの10分の1から100分の1で済むという。
赤畑氏は「少量でも十分な抗体ができる上、RNAが体内に残らない安全なワクチンだ」と説明した。VLPは今月、国内で臨床試験を開始しており、来春には最終段階に進む予定だ。ワクチンは富士フイルム富山化学(東京)が製造する。(2021/10/18-16:35)
Japan Startup to Put COVID-19 Vaccine into Practical Use in 2022
Pharmaceutical startup VLP Therapeutics Japan LLC said Monday it aims to put its next-generation COVID-19 vaccine, currently under development, into practical use by the end of next year.
"We want to covert new 'made in Japan' technology into a vaccine," VLP Therapeutics Japan CEO Wataru Akahata told a press conference in Tokyo.
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