スカイマーク、１億円に再減資 増資後も税負担軽減―来月下旬
航空会社のスカイマークは２６日、来月２８日に予定する資本増強に合わせ、増加する資本金を１億円に再び減資すると発表した。税制上、資本金が１億円以下なら「中小企業」と見なされ節税効果を見込める。増資後もこうした税負担の軽減措置を受け、新型コロナウイルス禍で傷む財務基盤の改善を図る。
コロナ禍で業績が大幅に悪化した同社は昨年１２月、税負担軽減と資金繰りの改善に向け資本金を９０億円から１億円に減資していた。
しかし、コロナ禍の長期化でその後も業績の悪化が続いたため、今年９月に株主割当増資を実施する。投資ファンドのインテグラルや日本政策投資銀行、ＡＮＡホールディングスから計２０億円を調達。併せて減資により改めて資本金を１億円に減少させる。政投銀からは資本に近い性質の劣後ローンも２０億円借り入れる。（2021/08/26-18:32）
Skymark to Reduce Capital to 100 M. Yen Again
Japan's Skymark Airlines said Thursday that it will reduce its capital back to 100 million yen just after a capital reinforcement, hoping to receive preferential tax treatment.
Under the Japanese system, the tax burden decreases for companies whose capital falls to 100 million yen or less as they are treated as small and midsize businesses.
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