京都、兵庫、緊急事態視野に政府と協議 茨城は再び要請
京都府は12日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、緊急事態宣言の発令を視野に政府と協議することを決めた。当面は、宣言下で実施する感染拡大防止策の調整を進める。西脇隆俊知事は終了後の記者会見で「措置の中身を前提に話した方が、より国を動かす力にもなるし、感染防止対策の効果も出るのではないか」と指摘した。
兵庫県も12日に対策本部会議を開催。発令を視野に政府との協議を進めることを確認した。斎藤元彦知事は記者会見で「早期の発令も大事だが、(宣言に基づく対策が)今までの内容でよいのかも含めて京都府などとも連携して対応したい」と語った。
茨城県は12日、感染拡大を受けて、緊急事態宣言の発令を政府に要請した。3日にも発令を求めたが、政府は「まん延防止等重点措置」の適用にとどめた。大井川和彦知事は記者会見で「感染状況は悪化している。一刻も早く強いブレーキをかけることで医療崩壊を防ぐ」と訴えた。
各地の動きに関して、西村康稔経済再生担当相は記者会見で、「要請があれば速やかに検討しなければならない。必要となれば機動的な対応をしたい」と述べた。(2021/08/12-20:16)
Kyoto, Hyogo to Hold Talks with Central Govt on Emergency Expansion
The Kyoto and Hyogo prefectural governments will hold talks with the central government with a view to having the ongoing COVID-19 state of emergency expanded to cover the two western Japan prefectures, it was learned Thursday.
At a press conference on the day, Kyoto Governor Takatoshi Nishiwaki expressed eagerness to discuss possible measures under the state of emergency, in order to persuade the central government to expand the emergency.
Hyogo Governor Motohiko Saito told a separate news conference that he hopes to cooperate with Kyoto and other prefectures on the matter.
On the same day, the eastern prefecture of Ibaraki asked the central government again to include it in the list of prefectures under the state of emergency.
Ibaraki had made its previous request on Aug. 3, only to see the central government place it in the pre-emergency stage.
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