7月ビール類販売、3社が減 五輪「家飲み」、缶は好調
ビール大手4社が11日までに発表した7月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績は、3社が前年同月比でマイナスとなった。飲食店での酒類提供制限を受け、業務用ビールが引き続き不振。ただ、自宅で東京五輪を観戦しながら飲む缶ビールの売れ行きが好調で、増減率は各社とも6月より改善した。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、東京都で4回目の緊急事態宣言が発令されるなど、業務用ビールには引き続き逆風が吹いている。昨年の酒税改正で税率が引き上げられた第三のビールも振るわなかった。
一方、ビールのうち主に家庭で飲まれる缶容器の商品は好調で、特に東京五輪が開幕した7月下旬は、各社ともそれ以前と比べて販売が伸びた。関係者は「従来の巣ごもり需要に加え、自宅でビールを飲みながら競技を観戦する人が多かった」とみている。(2021/08/11-17:03)
3 Major Japanese Brewers Suffer Sales Falls in July
Three of Japan's four major brewers recorded year-on-year falls in sales of beer and quasi-beer in July, data from the companies have shown.
Beer products served at eating and drinking establishments continued to struggle, with Tokyo put under the fourth coronavirus state of emergency amid a further spread of infections.
最新ニュース
-
学生ら「悲鳴上げパニック」=逮捕の女、過去にもトラブルか―法政大ハンマー傷害
-
与党支持率34%に回復=最大野党は12ポイント減―韓国
-
高木「貪欲に」=冬季五輪見据えて抱負―スピードスケート
-
三森「リーグ優勝に貢献を」 プロ野球
-
9000棟損壊
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕