楽天、赤字654億円 基地局投資かさむ―6月中間
楽天グループが11日発表した2021年6月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が654億円の赤字(前年同期は274億円の赤字)だった。携帯電話の基地局建設など先行投資の費用がかさみ、1~3月期の251億円から赤字幅が拡大した。
他社回線の利用のため支払う費用も増え、モバイル事業の営業損失は1972億円(同892億円の損失)に膨らんだ。楽天は自社回線網の整備を急ぐが、半導体不足の影響で基地局建設が遅れており、人口カバー率96%の達成は今年夏から21年中にずれ込む。
契約申込件数は6月末までの累計で442万件(3月末は351万件)に増加した。三木谷浩史会長兼社長は11日の決算記者会見で、「(楽天の他のサービスとの)相乗効果が思ったより出ている」と手応えを強調した。
売上高に当たる売上収益は前年同期比16.9%増の7936億円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり消費」で「楽天市場」など通販サイト事業が伸びたほか、楽天カードなど金融関連事業も好調だった。(2021/08/11-18:42)
Rakuten Suffers 65.4-B.-Yen Net Loss in Jan.-June
Rakuten Group Inc. said Wednesday that it incurred a group net loss of 65,438 million yen in January-June, larger than the year-before loss of 27,485 million yen, due to costs to construct mobile phone base stations.
The major Japanese technology company's loss expanded from 25,143 million yen in the first quarter.
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