携帯3社、値下げでも増収 法人向け・非通信好調―4~6月期
NTTドコモなど携帯電話大手3社の2021年4~6月期連結決算が6日、出そろった。各社は政府の値下げ要請を受け、3月に割安な料金プランを相次いで投入し、通信料収入を押し下げる要因となった。ただ、法人向け事業や金融・決済など非通信事業は好調で、3社とも売上高が前年同期を上回った。
KDDI(au)とソフトバンクは、売上高と本業のもうけを示す営業利益が4~6月期として過去最高となった。
通信料収入はドコモとKDDIが、それぞれ97億円、117億円減った。ソフトバンクは値下げによる減少額が、100億円超だった。営業利益は、ドコモがキャンペーンの費用増などで唯一、減少した。
最近の新プラン契約実績は、ドコモの「アハモ」が180万件超、KDDIの「ポヴォ」が約100万件、ソフトバンクの「ラインモ」は50万件未満だった。KDDIは格安ブランド「UQモバイル」に注力。ソフトバンクは7月、ラインモに税込み月額990円のプランを投入しており、巻き返しを狙う。(2021/08/06-20:13)
Major Japan Mobile Carriers Secure Revenue Growth in April-June
Three major Japanese mobile carriers secured revenue growth in April-June, despite their launches of lower-priced mobile plans following the government's request to lower mobile charges further, according to their latest quarterly earnings reports released by Friday.
Revenues in the quarter came to 1,356.5 billion yen, up 15.7 pct from a year earlier, at SoftBank Corp. , 1,300.2 billion yen, up 4.6 pct, at KDDI Corp. and 1,159.6 billion yen, up 5.6 pct, at NTT Docomo Inc., a Nippon Telegraph and Telephone Corp. unit.
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