トヨタ子会社が不正車検 東京で565台、愛知に続き発覚
トヨタ自動車は20日、販売子会社トヨタモビリティ東京(東京)の高級車レクサス店で不正車検が見つかったと発表した。対象は565台。ヘッドライトの明るさなど五つの検査項目について、数値を基準適合値に書き換えたり、検査を省いたりしていた。トヨタでは3月にも系列販売会社ネッツトヨタ愛知(名古屋市)で不正車検が発覚。中部運輸局が同社に行政処分を行っていた。
トヨタは愛知での不正を受け、全国の販売会社に調査させたが、今回の不正は関東運輸局が6月に行った監査で発覚したという。
不正があったのは、高級車を扱う東京都港区の店舗「レクサス高輪」で、対象期間は記録が残っている今年6月までの2年間。該当する顧客には個別に連絡し、無償で再検査を行う。
トヨタモビリティ東京の関島誠一社長はオンライン記者会見で、「絶対にあってはならないことを犯した。深くおわび申し上げる」と陳謝。不正の原因は、増加する仕事量に人員や設備が追い付かず、現場の負担が慢性的に過重となっていたためという。決められた時間内に作業を終えることが目的化していたことも不正につながった。再発防止に向け、人員の増強や作業手順の改善などに取り組む方針。(2021/07/20-18:25)
Another Vehicle Inspection Scandal Hits Toyota Group
Toyota Motor Corp. said Tuesday it has learned that after-sale safety inspection data were manipulated to meet legal standards at a Lexus dealer operated by its sales unit, Toyota Mobility Tokyo Inc.
According to the parent automaker, the Kanto District Transport Bureau detected last month the misconduct affecting 565 cars under the luxury brand at Lexus Takanawa in Tokyo's Minato Ward.
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