2021.07.07 19:44Nation

発生５日、捜索継続　安否不明は２５人に―熱海土石流

　土石流で甚大な被害を受けた静岡県熱海市の伊豆山地区では、発生から５日目の７日も県警や消防、自衛隊などが１７００人態勢で安否不明者の捜索を続けた。一部の現場に重機を入れて大量の土砂やがれきの撤去を並行して進め、ドローンを使って上空からも捜索した。
　これまで判明した土石流による死者は７人。県警に通報のあった５人のうち２人の無事が７日午後までに確認され、安否不明者は２５人となった。他にも所在が分からない人がおり、被害の全容はなお分かっていない。県などは２５人の氏名や性別などを公表して情報提供を呼び掛けている。
　市によると、土石流で被災したのは計１３１棟。市は家屋被害を受けた住民に対する罹災（りさい）証明発行の準備を進めている。７日午後４時までに住民５４５人が熱海市内のホテルや小学校に避難し、災害派遣医療チーム（ＤＭＡＴ）などが健康状態を確認している。
　一方、同日午後２時現在、約１１００軒で断水が起きている。市は６カ所に給水所を設けたほか、高齢者などには１世帯当たり最大６リットルを職員が届けている。
　応急仮設住宅などの用地確保が困難なため、県と市は被災者が入居する公営住宅の確保を急ぐ。（2021/07/07-19:44）

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2021.07.07 19:44Nation

25 Listed as Missing after Central Japan Mudslide

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Twenty-five people were listed as missing as of Wednesday, four days after a large-scale mudslide hit Atami, Shizuoka Prefecture, central Japan.
   Two people who had been listed as missing were confirmed to be safe as of Wednesday afternoon.
   About 1,700 rescue workers, including police officers, firefighters and Self-Defense Forces troops, continued to search Atami's Izusan district for victims.
   The mudslide has killed seven people and damaged 131 buildings. As of Wednesday afternoon, 545 residents were in shelter.