トヨタ、35年ゼロに前倒し 車製造時のCO2排出
トヨタ自動車は11日、世界の工場で車の製造時に出る二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までに実質ゼロにする方針を明らかにした。15年公表の環境戦略では50年までの達成を目指していたが、世界で急速に進む脱炭素化の流れを踏まえ、目標達成時期を前倒しした。
生産技術を担当する岡田政道執行役員が同日のオンライン記者会見で明らかにした。
岡田氏は脱炭素化について、「車を造る工程、(部品製造から廃棄・リサイクルまでの)ライフサイクル(全体)で達成していくのは当然。工場でも一生懸命頑張っていく」と強調した。CO2排出量が比較的多い塗装や鋳造などの工程を改善し、実現を目指す。(2021/06/11-18:29)
Toyota to Seek Carbon-Neutral Vehicle Production by 2035
Toyota Motor Corp. plans to reduce carbon dioxide emissions from manufacturing processes to effectively zero on a global basis by 2035, much earlier than scheduled, Masamichi Okada, chief production officer of the company, said Friday.
Toyota has already decided to make all new vehicles driven by electric motors by that year, to help the Japanese government fulfill its pledge to realize a carbon-neutral society by 2050.
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