昨年度、4社が民営化後初の赤字 外出自粛響く―高速道路6社
高速道路6社の2021年3月期連結決算が11日、出そろった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で料金収入が減少し、純損益は阪神高速を除く5社で赤字となった。うち首都高以外の4社が05年の民営化以降初めて赤字に転落。サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)事業の減収も響いた。
阪神高速は7300万円の黒字を確保。一方、赤字幅は東日本が97億円、西日本65億円、中日本63億円、首都は45億円(過去最大)、本州四国連絡9億円となった。
料金収入は、東日本が前年同期比16.6%減の7143億円、西日本は17.2%減の6610億円、中日本16.5%減の5762億円、首都10.5%減の2358億円、阪神10.1%減の1601億円、本四20.0%減の533億円。いずれも小型車を中心に交通量が大幅に落ち込んだ。
SA・PA事業も利用者減やテナント賃料の減収に伴い、東日本と西日本がともに40.0%減、中日本が33.7%減など。(2021/06/11-18:02)
4 Japan Expressway Firms Post 1st Red Ink since Privatization
Four of Japan's six expressway operators suffered the first net losses since their privatization in 2005, according to their earnings reports for fiscal 2020.
The four are East Nippon Expressway Co., or Nexco East, with a consolidated net loss of 9.7 billion yen, West Nippon Expressway Co., or Nexco West, with 6.5 billion yen, and Central Nippon Expressway Co., or Nexco Central, with 6.3 billion yen.
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