新薬承認は「感無量」 アルツハイマー、根本治療に意欲―内藤エーザイCEO
エーザイの内藤晴夫最高経営責任者(CEO)は9日、オンライン説明会を開き、アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が米国で承認されたことについて、「病理に作用する最初の治療薬ができた。感無量だ」と語った。その上で、開発中の他の治療薬とともに「アルツハイマー病の根本治療に近づくことができる」と意欲を示した。
アデュカヌマブの価格は、米国では1人当たり年約600万円と非常に高価になる。内藤氏は、「価値をしっかりと反映させた価格を構築することは極めて重要だ」と主張。家族介護の負担を軽減するなど社会的な価値が大きいとして、理解を求めた。(2021/06/09-16:38)
"Deeply Moved" by Birth of Novel Alzheimer's Drug: Eisai CEO
Haruo Naito, chief executive officer of Eisai Co. , said Wednesday he was "deeply moved" by novel Alzheimer's disease drug aducanumab coming into being.
Eizai and its U.S. partner Biogen Inc. have created the first treatment that works directly on the causal substance for the incurable disease, Naito said in an online briefing session after the U.S. Food and Drug Administration's approval of the drug to slow cognitive decline.
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