2021.05.31 16:48Business

来年１０月に共同持ち株会社　コロナ禍で航空再編―エア・ドゥとソラシド

　北海道が地盤のＡＩＲＤＯ（エア・ドゥ、札幌市）と九州を拠点とするソラシドエア（宮崎市）は３１日、２０２２年１０月をめどに共同持ち株会社を設立すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で業績が低迷する中、生き残りを懸けて再編に踏み切る。
　エア・ドゥの草野晋社長は札幌市で記者会見を開き、「自助努力では限界がある」と再編を決断した理由を語った。ソラシドの高橋宏輔社長も宮崎市での会見で「厳しい環境を乗り越え、コロナ後に対応するには相当な変革をしなければならない」と強調した。
　双方のブランドを残したまま、両社が共同持ち株会社の傘下に入る。持ち株会社の名称などは今後詰める。
　両社の人材や技術を持ち寄り、経営の効率化を図る。資材の共同調達などにも取り組み、事業コストの削減を進めることで、コロナ禍でも路線網を維持したい考えだ。（2021/05/31-16:48）

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2021.05.31 16:48Business

Airdo, Solaseed Air to Launch Joint Holding Firm in Oct. 2022

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Airdo and Solaseed Air, based in the northern and southwestern Japan cities of Sapporo, Hokkaido, and Miyazaki, respectively, said Monday they will launch a joint holding company as early as October 2022.
After coming under the wing of the holding company, the airlines will jointly procure goods to cut costs and work together to maintain their flight networks amid a tough earnings environment caused by the novel coronavirus crisis.