映画館、百貨店の休業緩和 緊急事態再延長、飲食店への要請は継続―東京・大阪
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の再延長に伴い、東京都と大阪府は28日、大規模施設に対して独自に実施してきた休業要請を緩和することを決めた。東京都は6月1日以降、映画館や美術館などの文化施設について、観客数を半分にするなど人数制限を設けた上で、午後9時までの時短営業を認める。
東京、大阪共に、酒類を提供する飲食店には引き続き休業を要請。提供しない場合は午後8時までの営業時間短縮を求める。百貨店などの大規模商業施設(床面積1000平方メートル超)についても現在は休業を要請しているが、休業は土日のみとし、平日は午後8時までの時短要請に切り替える。
大阪府では、休業要請している映画館について、平日のみ人数制限をした上で午後9時までの営業を容認。土日は休業を求める。また、原則無観客開催を求めているスポーツなどのイベントの扱いを緩和。感染対策を徹底した上で、平日については午後9時まで人数制限しつつ観客の受け入れを認める。土日は引き続き無観客を要請する。(2021/05/28-22:03)
Tokyo, Osaka to Ease COVID-19 Restrictions on Large Facilities
The Tokyo metropolitan and Osaka prefectural governments said Friday they will ease COVID-19 restrictions on large-scale facilities following a decision by the central government to extend its state of emergency over the pandemic beyond Monday until June 20.
The Tokyo metropolitan government will allow cultural facilities such as cinemas and museums to operate until 9 p.m. with restrictions including 50 pct capacity, starting Tuesday.
Restaurants and bars in Tokyo and Osaka will continue to be requested not to serve alcoholic drinks. If they do not serve alcohol, they are allowed to operate by 8 p.m.
Tokyo and Osaka will relax closure requests to large-scale commercial facilities to allow them to operate on weekdays until 8 p.m.
Osaka will ease its closure request to cinemas to allow them to open on weekdays until 9 p.m. with limited capacity.
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