SBI子会社が廃業 金融庁、業務停止命令へ
インターネット金融大手SBIホールディングスは24日、子会社「SBIソーシャルレンディング」(SBISL、東京)が廃業し、SL事業から撤退すると発表した。第三者委員会の調査で虚偽表示など金融商品取引法の違反行為が指摘されており、事業継続は困難と判断した。
SBISLに対しては金融庁が業務停止命令を出す方針を固めている。
SBISLは投資家から集めた資金を太陽光発電事業などに融資するファンドを運営していたが、貸付先をめぐる問題が発覚。第三者委は4月、資金が目的外に使われたなどと認定していた。
同社は既に新規ファンドの募集を停止し、投資家に対する元本相当額の償還手続きを進めている。(2021/05/24-12:43)
SBI Holdings to Close Down Social Lending Unit
Japanese online financial giant SBI Holdings Inc. said Monday that it will close down SBI Social Lending Co. and withdraw from social lending operations.
SBI Holdings judged it difficult to continue the business after an investigation by a third-party panel found illegal practices in violation of the financial instruments and exchange law, such as false representations.
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