東電会長に小林喜光氏 三菱ケミ会長、改革推進へ
東京電力ホールディングスが、空席となっている会長職に小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長(74)を起用する方向で最終調整に入ったことが22日、分かった。東電はエネルギー政策に精通する小林氏を経営トップに据えることで、抜本的に経営改革を進める狙いがあるとみられる。
2011年に発生した東日本大震災に伴う福島第1原発事故後、東電は社外から会長を迎えて改革を進めてきたが、日立製作所から招いた前任の川村隆氏が昨年6月に退任して以降は会長ポストが空席となっていた。
小林氏は経済同友会代表幹事も務めたことがある経済界の論客。東電では取締役会の議長も兼務する見通し。
小林 喜光氏(こばやし・よしみつ)東大院修了。74年三菱化成工業入社、06年三菱ケミカルホールディングス取締役、07年社長を経て15年4月会長。山梨県出身。(2021/04/22-13:29)
TEPCO to Name Mitsubishi Chemical's Kobayashi as Chairman
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc. plans to name Mitsubishi Chemical Holdings Corp. Chairman Yoshimitsu Kobayashi as its chairman, it was learned on Thursday.
Kobayashi, 74, an energy policy-savvy economic polemist who has served as chairman of the Japan Association of Corporate Executives, is expected to double as chair of TEPCO's board.
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