三陽商会、代替素材を検討 新疆産綿使用認める―ウイグル人権問題
アパレル大手の三陽商会は14日、中国・新疆ウイグル自治区における人権侵害問題が広がりを見せる中、同社の複数ブランドで新疆産綿花の使用を確認したと明らかにした。大江伸治社長は同日の記者会見で「企業の社会的責任(CSR)の観点を踏まえ、不適切と判断した場合は代替素材を検討したい」と強調。同綿花を使用したブランド名については開示しなかった。
「無印良品」を展開する良品計画も同日、製品に使用する綿花が同自治区の農場で栽培されていると公表した。
新疆産綿花をめぐっては、アパレル企業が少数民族の強制労働で恩恵を受けているとして国際的に批判が高まっている。「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは、フランスのNGOなどから告発される事態に発展している。(2021/04/14-20:47)
Sanyo Shokai Admits Use of Xinjiang Cotton
Major Japanese apparel firm Sanyo Shokai Ltd. said Wednesday that it has confirmed the use of cotton produced in Xinjiang in products under its multiple brands.
"From the viewpoint of corporate social responsibility, we'd like to consider using alternative materials if we judge (the use of the cotton) to be inappropriate," amid growing concerns over human rights abuses in China's Xinjiang Uighur autonomous region, Sanyo Shokai President Shinji Oe told a news conference.
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