リクルート、本社ビル売却 保有資産見直しで
リクルートホールディングス(HD)は26日、登記上の本社となっている「リクルートGINZA8ビル」(東京・銀座)を、不動産大手ヒューリックに5日付で売却したことを明らかにした。保有資産見直しの一環。
ビルは1981年竣工(しゅんこう)で地下3階、地上11階建て。ガラス張りの目を引く外観からリクルートのシンボルとして知られる。2008年に本社機能を東京・丸の内に移転した後も登記上の本社所在地となっている。
売却額は非公表だが、今月15日に公表した21年3月期の業績予想には織り込み済みという。ビルにはグループ会社などが入居しており、リース契約を結んで使用を続ける。リクルートHDは「新型コロナウイルスの影響によるものではなく、オフィス面積にも変更はない」(広報)と話している。
在宅勤務の拡大もあり、電通グループが本社ビルの売却を検討するなど、企業が保有不動産を見直す動きが相次いでいる。(2021/02/27-01:12)
Recruit Holdings Sells Headquarters Building in Tokyo
Recruit Holdings Co. sold its registered headquarters building in Tokyo's upscale Ginza district to major real estate company Hulic Co. on Feb. 5, according to company officials.
The Japanese human resources giant sold the building as part of an effort to review its portfolio assets.
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