10月売上高、軒並み2割減=駆け込み反動で百貨店各社
大手百貨店4社が1日発表した10月の売上高(速報値)は、全社が前年同月比で2割前後の減少となった。消費税増税前の駆け込み需要の反動が大きく出た。台風19号による休業・短縮営業の影響も重なり、2014年4月の増税時を上回る減少幅(1割前後)を記録した。
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は21.2%のマイナスで、高島屋は19.7%、そごう・西武は19.2%、大丸と松坂屋を傘下に収めるJ・フロントリテイリングは18.7%、それぞれ減少した。いずれも宝飾品や衣料品の落ち込みが特に大きかった。(2019/11/01-19:46)
Japan Oct. Dept. Store Sales Down by around 20 Pct
Four major Japanese department store operators have reported year-on-year sales drops of around 20 pct in October mainly because of negative effects of the Oct. 1 consumption tax hike.
Hurt also by store shutdowns due to Typhoon Hagibis, the four groups incurred bigger sales drops than in April 2014, when Japan carried out its previous consumption tax increase. That month, their sales fell by around 10 pct.
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