途上国は地域間協力を=「分断」深刻化で―IMFトップ
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は22日、スイスで開催中の世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でパネル討論に参加し、トランプ米政権の高関税政策などで世界経済の「分断」の深刻化が懸念される中、途上国に対して地域間協力を進めるよう促した。
ゲオルギエワ氏は、「われわれは今、一層分断した世界にいる」と指摘。「途上国が世界経済の一部に統合され、製品やサービスの輸出により成功するとの望みをもはや持てない」と述べた。
その上で、各国は「地域の枠組みで一層協調することが最優先課題だ」と強調。IMFがユーロ圏で経済審査を行っている手法を拡大し、「共通の目的」などに基づいて各国をグループ分けし、経済機会に関して審査することを検討していると語った。
[時事通信社]
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